「クリスマスに戻ってきて」が、最後の約束になる

一度は遠ざけた人に、「クリスマスに戻ってきて」と告げる。その日が近づくほど、届いた手紙を捨てられなくなる。マスネの《ウェルテル》では、恋を抑えようとするシャルロットの心が、音楽のなかで少しずつほどけていきます。
青年が恋した女性には、すでに婚約者がいました。しかも、その結婚は亡き母との約束でもある。好きだと認めることと、その人を選ぶことの間にある隔たりを、全4幕の物語が描きます。
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1分あらすじ / 登場人物 / 詳しい物語 / 聴きどころ / 成立背景
《ウェルテル》の基本情報
| 作曲 | ジュール・マスネ(1887年完成) |
| 台本 | エドゥアール・ブロー/ポール・ミリエ/ジョルジュ・アルトマン |
| 原作 | ゲーテ『若きウェルテルの悩み』(1774年) |
| 世界初演 | 1892年2月16日、ウィーン宮廷歌劇場(ドイツ語訳で上演) |
| 言語・構成 | フランス語/全4幕5場 |
| 舞台 | 1780年代、フランクフルト近郊。7月から12月24日まで |
| 演奏時間 | おおむね2時間〜2時間20分。演奏や上演によって変わります |
| 休憩込みの目安 | 約2時間30分〜3時間。パリ・オペラ座2027年公演は演奏140分+休憩30分=2時間50分 |
1分でわかるあらすじ
詩と自然を愛する青年ウェルテルは、母を亡くした弟妹の世話をするシャルロットに恋をします。彼女も惹かれますが、母との約束に従い、婚約者アルベールと結婚。思いを断ち切れないウェルテルに、町を離れ、クリスマスに戻るよう告げます。離れている間、シャルロットは彼の手紙を読み返し、自分の愛を抑えきれなくなります。クリスマス・イヴに再会した二人は、詩を通して心を近づけますが、彼女は再び別れを選びます。絶望したウェルテルはアルベールの拳銃を借り、自らを撃ちます。駆けつけたシャルロットは初めて愛を告白しますが、彼は子どもたちのクリスマスの歌が響くなか、彼女に見守られて息を引き取ります。
登場人物と相関図|恋と約束の間にいる4人

| ウェルテル|テノール | 23歳。詩と自然を愛する青年。シャルロットへの恋を断ち切れない |
| シャルロット|メゾソプラノ | 20歳。弟妹の世話をする長女。亡き母との約束とウェルテルへの愛に揺れる |
| アルベール|バリトン | 25歳。シャルロットの婚約者、のちに夫となる |
| ソフィー|ソプラノ | 15歳。シャルロットの妹。姉を励まし、ウェルテルにも親しく接する |
シャルロットとソフィーの父は、大法官(ル・バイイ)と呼ばれる町の役人です。妻を亡くし、子どもたちと暮らしています。友人のシュミットとヨハンは、家庭や町の日常を舞台に持ち込む存在。中心の4人を押さえておけば、人物関係は追いやすい作品です。
詳しいあらすじ|夏の出会いから、冬の別れまで
第1幕|パンを配る娘に、青年は心を奪われる
7月。フランクフルト近郊の町にある大法官の家では、子どもたちがクリスマスの歌を練習しています。暑い盛りに、もうクリスマス。父の友人たちは笑いますが、この少しおかしな家庭の光景が、最後の場面で戻ってきます。
母を亡くした家で、長女シャルロットは弟妹の世話を引き受けています。その日は舞踏会に出かける支度をしながら、子どもたちへパンを切り分けていました。

迎えに来たウェルテルは、庭の自然に感動し、「おお、恵みに満ちた自然よ」を歌います。木々や泉、日陰までが、彼には新しく開かれた世界のように見える。そこへ現れたシャルロットの姿が、自然への感動と重なります。彼が惹かれたのは、舞踏会の華やかな装いだけでなく、弟妹を慈しむ彼女の暮らしそのものでした。
シャルロットは妹ソフィーへ留守を任せ、ウェルテルと出かけます。その後、婚約者アルベールが長い旅から帰宅。ソフィーは再会を喜び、姉との結婚について話します。ウェルテルが恋の始まりを感じている同じ夜に、家では別の男との結婚が現実になっているのです。

舞踏会から戻る道で、二人は親しく言葉を交わします。シャルロットは母の思い出を語り、ウェルテルは彼女への愛を告げます。ところが、父がアルベールの帰還を知らせたことで、彼は初めて彼女に婚約者がいると知ります。
シャルロットは、母が亡くなる前にアルベールとの結婚を約束したと説明します。ウェルテルには、つい先ほどまで幸福に満ちていた時間が、一瞬で違う意味に変わってしまいます。出会いの場面を見ている私たちだけが、二人の気持ちと、すでに決まっていた結婚の両方を知っています。
第2幕|結婚した彼女と、取り残された彼
9月。シャルロットとアルベールは結婚して3か月になります。町では牧師夫妻の金婚式が祝われ、人々は教会の前へ集まっています。長い結婚生活を祝う日に、新婚の二人を目にするウェルテル。町の幸福と彼の孤独が、同じ場所に並びます。

アルベールは、ウェルテルがシャルロットを愛していたことを察しています。それでも理解を示し、友人として付き合おうとします。ウェルテルも気持ちは落ち着いたと答えますが、ひとりになると、その言葉が自分を偽っていたと認めます。
ソフィーは花束を手に、最初のメヌエットを一緒に踊ってほしいと誘います。「輝く太陽のもとで」は、明るい空と、人が幸せになれる喜びを歌う曲。彼女が手を差し伸べても、ウェルテルの心はそこへ向かいません。
シャルロットを見つけた彼は、初めて出会った日の思い出を語り始めます。彼女は、自分はアルベールの妻だとはっきり告げ、町を離れるよう求めます。離れれば苦しみが和らぐかもしれない。その願いと、永久に遠ざけるには忍びない気持ちの両方が、彼女の言葉にあります。
そこで示された再会の日が、クリスマスでした。
ウェルテルは離れることを受け入れながらも、死を思う「私を呼んでください」を歌います。ソフィーが戻ってくると、彼はもう帰らないと告げて去ってしまいます。姉の言葉を待つ約束にできず、永遠の別れとして受け止めてしまう。取り残されたソフィーは泣き、その知らせを聞いたシャルロットも動揺します。アルベールは、二人の間にある感情を改めて感じ取ります。
第3幕|捨てられない手紙が、隠してきた愛を語る
12月24日の夕方。アルベールの家で、シャルロットはウェルテルから届いた手紙を読み返しています。離れるように命じたのは自分なのに、彼の孤独を思うと苦しい。手紙を処分しようとしても、どうしてもできません。

「手紙の場」では、手紙を読む声と、それに反応する彼女の声が行き来します。ウェルテルは目の前にいません。それでも、彼の部屋の寂しさや、子どもたちとの思い出が、文字を通してこの部屋へ入り込んでくる。彼の不在を描く場面が、同時に彼女の心のなかを最もよく見せます。
最後の手紙には、約束の日に戻らなかったら、自分を責めずに悼んでほしいという趣旨が書かれていました。シャルロットは、そこに不吉な意味を読み取ります。
訪ねてきたソフィーは、姉の冷たい手と赤くなった目に気づきます。笑ってほしいと励ます妹に、シャルロットは「涙を流させて」を歌います。流せずにいた涙が心の内側へ落ち、少しずつ心を弱らせる。弟妹の前では頼もしかった姉が、ここで自分の苦しさを隠せなくなります。
ソフィーが帰った後、シャルロットは祈り、耐えようとします。そこへウェルテルが現れます。彼は来るまいと抵抗した末、彼女が定めた日に戻ってきたのでした。
二人の目に入るのは、かつて一緒に弾いたクラヴサンや、頭を寄せて読んだ本。シャルロットは、ウェルテルが翻訳していたオシアンの詩を差し出します。彼がそれを歌い始めると、過去の思い出がいまの苦しみへ変わっていきます。

ここで歌われるのが、「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」です。春の風は優しく触れるのに、その先には嵐と悲しみが待っている。詩の言葉がウェルテル自身の感情と重なり、シャルロットは続きを止めようとします。
彼は彼女の涙を愛の告白として受け止め、思いをぶつけます。二人は抱き合いますが、シャルロットは我に返り、もう会わないと告げて部屋を出ます。彼への愛を感じていても、夫や約束を捨てる選択まではできなかったのです。
ウェルテルが去った後、アルベールが戻り、妻の動揺を問いただします。そこへ使用人が届けたのは、遠くへ旅立つため、拳銃を貸してほしいというウェルテルの手紙でした。シャルロットは恐ろしい予感に震えます。アルベールは妻に拳銃を渡すよう命じ、彼女は使用人へ箱を手渡します。
ひとりになったシャルロットは、ようやく動き出します。外套を取り、ウェルテルのもとへ急ぐ。第3幕から第4幕へ続く音楽は、言葉で押しとどめてきた彼女が、行動へ踏み出す切迫した時間をつなぎます。
第4幕|愛を告げたとき、残された時間はわずかだった
クリスマス・イヴの夜。シャルロットが書斎へ到着すると、ウェルテルはすでに自らを撃ち、重傷を負っていました。彼女は助けを呼ぼうとしますが、彼はそばにいてほしいと求めます。

シャルロットは、出会った日から彼を愛していたと告白します。義務を守ろうとして彼を苦しめ、その末に失おうとしている。抑えてきた言葉が、ここではためらいなく出てきます。
外から子どもたちのクリスマスの歌が聞こえてきます。第1幕で練習していた、あの歌です。家の灯りと祝祭の声は、ウェルテルの部屋の苦しみとは別に続いています。彼はそれを赦しの歌のように聞き、シャルロットは、その明るさを残酷に感じます。同じ音楽が、二人には違う意味を持っています。
ウェルテルは、墓地の奥の2本の菩提樹のそばで眠りたいと願います。そこへの埋葬が許されないなら、道のそばか静かな谷に墓を作ってほしい。ひそかに訪れる女性の涙を思い描きながら、彼は息を引き取ります。物語は、彼女が生きてその死を受け止めるところで終わります。
有名曲と聴きどころ|最初は「春風よ」から

まず1曲なら、第3幕の「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」をおすすめします。歌だけで聴いても印象に残り、全曲のなかでは二人の感情が決壊するきっかけになる曲です。余裕があれば、その前のシャルロットの「手紙の場」から続けて聴くと、彼女がなぜこれほど動揺するのかも伝わります。
1.「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」|ウェルテル・第3幕
原語の歌い出しは Pourquoi me réveiller。強く広がる声に耳を奪われますが、歌っているのは、目の前の相手へ直接告げる恋の言葉ではなく、オシアンの詩です。詩の話者の悲しみと、ウェルテル自身の絶望が重なります。
聴くときは、問いかけの旋律が戻ってくるたびに、声の切迫感がどう変わるかを追ってみてください。高音へ上がる直前から言葉がつながり、頂点を過ぎても息の流れが続く歌唱では、叫びのなかにも詩を読んでいる感覚が残ります。高音の大きさだけで比べるより、弱い声から広がる声への移り方に注目すると、歌手ごとのウェルテル像が見えてきます。
2.「手紙の場」|シャルロット・第3幕
原語の冒頭は Werther! Werther! Qui m’aurait dit。手紙を読む部分と、自分の感情がこぼれる部分を、歌手がどう歌い分けるかが聴きどころです。読んでいるうちに声が熱を帯び、ふと我に返る。その変化で、捨てられない手紙の重みがわかります。
名前を二度呼ぶ最初の声も、同じ響きの繰り返しとは限りません。迷い、懐かしさ、驚きなど、どんな色を置くかで場面の入り口が変わります。シャルロット役の表現を聴きたい人には、この場面から始める方法もあります。
3.「涙を流させて」|シャルロット・第3幕
Va! laisse couler mes larmes。声が低めのところで語られる言葉から、抑えきれない痛みへ広がっていきます。外へ涙を流すことを許してほしいという歌なのに、音楽には、まだどこか踏みとどまろうとする力が感じられます。
フレーズの終わりを歌手がどれほど長く保ち、次の言葉をどう始めるかに耳を向けると、気持ちが途切れずに続いていることがわかります。暗い声色にも、柔らかさや張りつめた硬さなど幅があります。姉として振る舞ってきた人の疲れが、声にどう現れるかを聴いてみてください。
4.「おお、恵みに満ちた自然よ」|ウェルテル・第1幕
Ô nature, pleine de grâce。自然を目の前にして、ウェルテルの心が大きく開く曲です。後半の悲劇を知ってから聴くと、この青年が最初にどれほど豊かに世界を受け止めていたかに気づきます。
広がる旋律を、声がどこまで無理なく運ぶかが魅力のひとつ。第3幕の彼と同じ歌手で聴き比べると、自然へ向かっていた声が、一人の女性へ集中していく過程も追えます。
5.「輝く太陽のもとで」|ソフィー・第2幕
Du gai soleil, plein de flamme。ソフィーの明るさを代表する曲です。軽やかな歌の運びと、幸福が空気のなかにあるという言葉が、沈み込むウェルテルと鮮やかに対照をなします。
ただ元気よく歌うだけでなく、相手へ呼びかける親しさがどれほど感じられるかも楽しめます。彼女の歌が自然に弾むほど、そこへ加われないウェルテルの孤独がはっきりします。全曲では、最後に遠くから聞こえるソフィーの声も覚えておくと、明るさが別の表情を見せます。
楽譜で場面を確かめたい方は、IMSLPの《ウェルテル》楽譜ページへ。声楽譜・総譜が掲載されています。各ファイルの版と利用条件は、ダウンロード前にご確認ください。
守った約束と、届かなかった幸福

1.シャルロットは、なぜ愛していると言えなかったのか
シャルロットの選択を、恋に臆病だったからとだけ考えると、第1幕の彼女の姿が見えにくくなります。母を亡くした家庭で、彼女は弟妹の食事を用意し、家族が安心して暮らせるように働いていました。母との約束も、その暮らしと切り離せません。
アルベールとの結婚は、家族の前でも、自分の前でも引き受けた約束です。ウェルテルへの愛を認めることは、ただ好きな人を替えることではなく、守ってきた生活と自分の役割を問い直すことになります。第2幕で一度は遠ざけながら再会の日を示し、第3幕では手紙を捨てられない。彼女の行動を並べると、義務と愛のどちらかを簡単に消せなかったことが伝わります。
鑑賞では、拒絶する言葉と、その前後の声の温度を一緒に追うと面白くなります。きっぱりした言葉にも心が残り、柔らかい声にも線を引こうとする決意がある。歌手がその揺れをどこへ置くかで、同じ台詞が違って聞こえます。
2.なぜ、最後まで子どもたちは明るく歌うのか
最初のクリスマスの歌は、家庭の習慣を見せる微笑ましい場面です。最後には、青年が死に向かうすぐ近くで、同じ歌が響きます。歌の内容が変わったから悲しいのではなく、聴いている私たちが、その間に二人の物語を知ったから悲しく聞こえるのです。
ソフィーや子どもたちの明るさは、二人の恋を理解して裁く声ではありません。祝祭の家には祝祭の時間があり、書斎には別れの時間がある。マスネはその二つを同時に聞かせます。
第1幕のウェルテルは、子どもたちのいる家庭に安らかな生涯を夢見ました。最後に、その家庭の歌が遠くから聞こえる。初めに憧れた幸福が、近くにありながら届かないという位置関係まで、音楽で感じられます。幕が下りる間際は、二人の声だけでなく、外から届く声の距離にも耳を向けてみてください。
ゲーテの青年を、マスネは二人の物語へ変えた
手紙の小説から、目の前で起こるドラマへ
原作は、ゲーテが1774年に発表した『若きウェルテルの悩み』です。青年の手紙を中心に進む小説は、読者を彼の感情へ近づけます。オペラでは、ウェルテルのいない場所でもシャルロットが歌い、アルベールやソフィーが動きます。ひとりの青年が受け止めた世界を、複数の人が同じ舞台で生きる世界へ広げたことが、翻案の大きな特徴です。

とりわけ第3幕の「手紙の場」は、その変化をよく示しています。手紙という原作の形式を残しながら、舞台の中心にいるのは、書いたウェルテルではなく、読むシャルロットです。文字にした青年の孤独が、彼女の声を通して私たちへ届きます。
原作ではロッテがウェルテルの死に立ち会わないのに対し、オペラではシャルロットが駆けつけ、彼と最後の対話を交わします。これによって、終幕は青年の死の場面であると同時に、彼女が愛を言葉にできた場面にもなりました。結末を知っていても、歌う二人がどこで相手の声に応えるかに、舞台ならではの緊張が残ります。
フランス語の作品が、ウィーンでドイツ語初演された
マスネは1887年に《ウェルテル》を完成させました。台本を書いたのは、エドゥアール・ブロー、ポール・ミリエ、ジョルジュ・アルトマン。作曲から初演までは数年の隔たりがあります。

世界初演は1892年2月16日、ウィーン宮廷歌劇場で行われました。フランス語で書かれたオペラですが、この初演ではドイツ語訳が使われました。現在、通常の上演で耳にするのは、フランス語の歌唱です。
翌1893年にはパリのオペラ=コミック座でも上演されます。ウジェーヌ・グラッセのポスターは、その時代の《ウェルテル》を伝える資料です。人物を囲む植物や装飾は、物語を読むための挿絵とは違う魅力で、作品を観客へ知らせています。

マスネの旋律は、言葉にしにくい気持ちが声へ移る瞬間を、じっくり聴かせます。《ウェルテル》でも大きな事件だけを追うと、恋の始まりから結末へ急いでしまいそうです。手紙を手にする時間や、相手の返事を待つ時間に目を向けると、登場人物が選べずにいたものが見えてきます。
初めて観るなら、二人が同じ気持ちになる時刻を追う
最初の鑑賞では、ウェルテルが愛を告げるとき、シャルロットはどこまで応えられるのかを追ってみてください。第1幕では結婚の約束が明らかになり、第2幕では妻として彼を遠ざけます。第3幕では彼女の愛が聴き手にはわかるのに、二人が同じ未来を選ぶところまでは届きません。
その間をつなぐのが、夏、秋、冬の時間です。庭で過ごした夜の思い出が、教会の前では失った幸福になり、クリスマスには捨てられない手紙になります。季節の変化を押さえるだけでも、再会に積み重なった思いをつかめます。
歌を予習するなら「春風よ」、物語の視点を深めるなら「手紙の場」。そして終幕では、最初に聞いた子どもたちの歌を思い出してください。シャルロットが告げた「クリスマスに」という言葉が、どれほど長く二人の間に残っていたのか。最後の声が消えるまで、その約束が舞台を支えています。
参考資料と画像の出典
[1] 《ウェルテル》フランス語台本(Blau/Milliet/Hartmann)
[2] IMSLP:Werther (Massenet, Jules)
[3] Greek National Opera:Werther(2013–2014)
[4] Opéra national de Paris:Werther(2027年公演)


